2年前のテキサス映画祭で坂口拓と交わした漢の約束とは!?プロデューサー業を2年やってみて少しは分かった仕事の本質!

坂口拓、そして彼を映画「RE:BORN」で衝撃の姿で復活をさせた下村勇二。

この両者を更に強く繋ぎ止めた上、孤高の男・坂口拓に新しい扉を開かせたのは、間違いなく太田誉志(すっかり愛称、太田P)という存在だと思う。

下村監督も自身のSNSでこう呟いていた。

今では坂口拓は太田Pのことを「俺の相方だよ」と笑顔で言い切る。

Q:太田Pは自身の変化をどう感じていますか?そして異業種から一転、映画のプロデューサーに挑戦した結果感じたことって何でしょうか??

太田:ちょっと長くなるけど、いい(笑)??

坂口:いいじゃん別に~言っちゃいなよ(笑)

太田:先ずね、“映画プロデューサー”って何をすべきなのかも分からなくて、辞書で引いたのよ(笑)。そしたら、“映画の製作者”って書いてて……「だからそれが何やねん!!!」ってところから出発したのよね(笑)。

全員:(笑)!

太田:でも、答えは実にシンプルで、下村勇二から坂口拓の熱い話を聞いた時に、純粋に感動したのよ!下村勇二の想いが俺に伝わって、この“想いの連鎖”をもっと多くの人に伝えたい!!広げたいって。

タイミングがまさに運命的でさ〜

アフリカ旅から帰ってきて2日〜3日後に勇ちゃんと会うんだけど。いろいろ部族と生活を共にして、山の民、川の民、海の民、溪谷の民、いろいろ学んできた後でさ。”生活の満足度と幸福の感情度”の違いを肌身で感じたくてアフリカを旅してたんだけど、その時に心に刺さった話が、”南アフリカのナミビア共和国” そこに住む「ヒンバ族」の話なんだけど。

女性が子供をお腹に宿すと、落ち着いて木の下で身体を休め、生まれてくる子供の歌が聞こえるまでお腹に耳を傾け、子供の歌を作るのよ。で、家に戻り旦那に子供の歌を教える。そして、助産婦にも教え、近所にも教える。”想いを連鎖”させ、子供が生まれる頃には、旦那、助産婦、ご近所さんも歌を覚えていて、生まれてくる子供の歌を歌って赤ちゃんを迎え入れる。

やがて子供が成長するにつれて、”想いの連鎖”は更に広がり、他の村人達も歌を覚えるのよ! 子供が何か素晴らしい事をしたら、村人みんなで称えるためにその子の歌を歌う。

逆に、社会的過ちを犯した場合、その子は村の中心に呼ばれ、村人達はその子の周りに輪を作る。それからその子の歌を歌う。それだけ!罰則なんかもないし、パワハラなんかもない、恐怖政権なんかもない!

結婚では、その子の歌を村人達と一緒に歌い、年をとり死ぬ時は、ベッドで横になっているその子に最後の歌を歌う。もちろん全ての村人はその子の歌を知っているわけで。つまり何がいいたいかというと。

“愛ある想いの連鎖”が広がれば平和が訪れる!って事。

映画ってそれが出来んじゃないかなって。閉鎖的になりがちな心を解放出来るのがエンターテインメントの醍醐味で、だから下村勇二から『狂武蔵』の話を聞いた時に直感で感じたんだよね!熱い時代を呼び起こすぞって!坂口拓は劇中で怪我してるけど、相手に大きな怪我をさせてないでしょ!これってリアリズムの中にも相手を想う思いやりがあるわけで、それが武士道なんだよね。そういった想いを届けたくてさ〜 『狂武蔵』をヒットさせる為に先ずやるべき事は、坂口拓のことをより多くの人に知ってもらい、愛してもらう。それが伝われば映画「狂武蔵」の世界に没入して楽しんでもらえるんじゃないかな。

観た方にとって、忘れられない映画の一本として刻まれるんじゃないかと思ってる。オリジナルTシャツ作って、制作裏側が分かる解体新書書いて、ポスターも上映前に販売して家に飾ってもらい、前売りも出して、手元にはサイン入りポストカードが来たりして……そしたら映画公開までの時間が既にワクワクする時間の始まりじゃん!!

そして待ちに待った映画が上映されれば、Tシャツ着て映画館に観に行ってさ、もう楽しいじゃん!この時間って幸せだと思うのよ。これがアフリカを旅した時に学んだ、”生活満足度”を高めるのではなく、”幸福感情度”を高めるって事なんだよね!日本なんて環境に恵まれていて、生活満足度が高いのに自殺者が先進国で1番なんだもん。ヒンバ族なんて温かい風呂なんて一生入らない、生活満足度は低いのに自殺なんて0だよ!でもみんな幸せ。アフリカ旅でホームステイした部族は皆、幸せって言ってたよ。だから愛なんだよ!

多くの方が『狂武蔵』のチケットを複数枚買って下さった。これって愛!!そこで想いの流れを見直すと、勇ちゃんから俺に想いが伝わり、映画を完成させ、その想いを受け取ってくれた人たちがチケットを何枚も買ってくれた。5枚買って、5回観に来てくれる人も居れば、4枚をまだ坂口を知らない人達に渡してくれるかも知れない。“愛ある想いの連鎖”なんだよね、俺がアフリカから帰ってきてやりたかったことだったんだよ!!

具体的経験値が無かったから、じゃあ実際何をすれば良いのかっていうのは最初凄く戸惑ったし、今も色んな人に教わりながらやってるけどね。ポジティブな”愛ある想いの連鎖”を届けて仕掛ける事がプロデューサーの仕事なのかなと。『狂武蔵』を観賞して明日、頑張ろうって思ってくれたら本望ですよ。俺自身も報われる。その瞬間にさ、初めて親孝行出来るかな(笑)。親につけて頂いた名前。俺の名前は「誉志」たかゆき なんだけど名前負けしてたんだよね。でも映画を世に出し届けて『狂武蔵』から活力をもらえたという人が増えたら、初めて「誉を志す」俺の名は「太田誉志 」”名は体を表す”と言えるのではないかな。笑

(取材時、8/3時点)前売りも3000枚売れたし……。

下村:3000枚!!??

屋敷:……すっげーことですよ……。

下村:あれ?最初配給会社に500枚も難しいよ〜って言われたんだよね??

太田:500ま~い(笑)!ま〜ね!

全員:(笑)

坂口:目標はでっかく、あと2000枚は売れたらイイな~!(酔っ払い笑顔)(8/20時点で手売りも含め5000枚を売り上げ、何気なく言った坂口の言葉を達成した)

そして映画「狂武蔵」は更にもう一つ、自らの手で作りあげてしまったものがある。

それが「解体新書」並びに「劇場パンフレット」である。多くの映画では、その映画の宣伝・配給会社が専門業者に発注して作って貰ううことが多いと思うのだが、こちとら完全なまでの作り手たちによる完全ホームメイドだぜ!

Q:パンフレットまで自分たちで作ってしまおうと思った理由は?

太田:結局はね、“想いの連鎖”から始まった作品だって理由に尽きるんですよ。始まりが想いなんだったら、パンフレットも想いのある人間で作ろう!って。単純にそれだけなんだよね。「狂武蔵」を知らない人に事務的に、マニュアルに沿って作られるべきではないと思ったんだよ。当然ね、映画パンフレットなんて作ったことないから(苦笑)!?無かったからこそ、想いを込めながらパンフレットも1ページ1ページ、形にしていったわけで。

屋敷:「RE:BORN」のパンフレットが凄まじくマニアックで(笑)素晴らしかったのはファンの中でも記憶に新しいと思うんですけど、あの時はどういった関わり方をされたんですか?

下村:業者さんにも入って貰いつつ、どんな構成でいくか、とかかなり色々意見は出したね。邦画パンフレットって……特に情報が何も無かったりするじゃない(苦笑)。値段は高いのに中身が薄っぺらいものが多い、正直。だから「狂武蔵」もパンフレットって名前なんだけど、オフィシャルブックの要素が強いものを作りたかったんよ!「MADMAX 怒りのデス・ロード」なんてサイコーだったじゃない!?コンセプトから始まって凄い情報量があったじゃない?ああいう、オフィシャルブックでもあり、資料にもなる様なものを作りたかったんだよ。「RE:BORN」の時は武器説明のページのカランビットを実物大で載せて、好きな人が型紙として使える様にしたりね(笑)。そんな遊び心も入れて作ったから、「狂武蔵」もパンフレットまで“自分たちがやりたいこと”を貫きたかったんだよ。

Q:プロデューサーとして「狂武蔵」パンフレットの仕上がりの感触は?

太田:「狂武蔵」に関しては、スクリーンで観れるところが全てでは無いからね。ここまでの9年間っていう膨大な時間には本当に様々なことが起きたからね……9年間に起きたドラマと映画そのものは表裏一体なんだよね。

坂口:太田がよくこう言ってたよね。「パンフレットを読んでから映画を観るからこそ伝わるものがある」ってね。

下村:そうなんだよ。普通の映画って前情報が無くても楽しめるものが多いと思うんだけど、この「狂武蔵」に関しては、前情報があったほうがより楽しめる映画なんだよね。

屋敷:私個人のおすすめは、何も知らずに一度観て「何だか分かんないけど凄いもの観た!」ってなって、そこからパンフを読んで、色々知って、もう一回観て欲しいんです。きっと全然違う見え方になると思うので。

坂口:俺も早く読んでみたいな!!

9年前の誕生から今こうして映画館で公開されるまでを振り返ると、生まれた時点から全てが異例尽くしの「狂武蔵」。この作品が課した筆舌し難い程の数々の難所をくぐり抜け、坂口拓、下村勇二、太田誉志という三人の男はここまでやって来た。全て独自の戦い方で。

*2年前のテキサスでの写真

私も一年以上に渡ってこのWiiBERブログの執筆を担当させて頂いたが、ある種WiiBERでの集大成として光栄にも「狂武蔵」パンフレット執筆でも参加することになった。

パンフレット制作が始まったのは、緊急事態宣言発令下。本当は実際顔を付き合わせて何度も打ち合わせをしたいところ、勿論叶わず各々黙々と作業をするしか無かった数ヶ月。全員が右も左も分からない!そんな中、数ヶ月の意見のすれ違いや言葉の齟齬、連絡が通じないストレスと迫る〆切への焦りもあり、何と私がZoom会議で藤田Pに本気でキレてしまうという(苦笑……笑えない!)お恥ずかしいプチハプニングもあったり(汗)……。

プロデューサー2人、下村監督、デザイン担当の中元雄監督、私で構成されたグループラインは毎日凄い量の意見と連絡のやり取りが連なり、構成・文章・デザインと再考に再考を重ね作りあげました。

太田Pの言葉である“想いの連鎖”。その一片をパンフレットからも感じて頂けたら、本当に、本当に嬉しいです。

2年前の夏、屋敷ブログでもお世話になった屋敷さん達とテキサスに行った。

8/8日テキサス映画祭で映画RE:BORNが上映された際に坂口と約束した。

『狂武蔵』を完成させたら、次は侍映画で世界を驚かそうや!その時は、映画を観た後2人で飲もうよ!と、あの時は見えなかった道も今なら少し見える。退がらず進もう!!

狂武蔵プロデューサー 太田誉志

テキサス映画祭の一コマ。Facebookに載せる為に初めて作った動画です。これがたくちゃんねるの原点!!

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