[前編]下村「拓ちゃんは俺の求める事出来ないじゃん!笑」和やかな雰囲気からの “明大前 無言の一晩” 「勇ちゃん、俺この業界から消えるかも…」坂口拓。『坂口拓・下村勇二監督・太田Pに答えて頂きます!屋敷紘子の29の質問

相変わらず互いをdisる2人…笑。

坂口「勇ちゃんはZEROS(当時坂口が率いていたアクションチーム)が関わった作品も観てくれて“面白い事やってるじゃん”とか言ってもくれるし、俺は俺で勇ちゃんの仕事も観てたしね。当時、俺なんてアクション監督として一番イケイケな頃だったしね。だから~あの~勇ちゃんを下に見てたね~(笑)」

下村「俺も眼中無かったけどね~(一同爆笑)」

坂口「お互いね、そんな感じだったんだよ(笑)!勇ちゃんは“拓ちゃんらしくアクションすればいいじゃん”って言ってくれるんだけど、実は、勇ちゃんの様にジャッキーアクション(香港系アクション)を得意とする人からしたら、俺にもっとこうして欲しいとか、ある筈なんだよ。俺だってもっと言って(要求して)くれても良かったのにって思ってる。なのに“言ってもどうせ拓ちゃん好きにアクション変えちゃうでしょ?”みたいなスタンスで来るから(苦笑)。だから俺も、“それだったらいいよいいよ(投げやり風)”って納得しきれずやってた時期、結構あったんだよ。お互い、リスペクトはしてないんだけど仕事はする、みたいなね(一同笑)」

太田「リスペクトしろよ(笑)!」

下村「こっちも求めてるんだけど、出来ないからさ(苦笑)」

坂口「そうそうそうそう!その“出来ないんだろ??”みたいな感じがイラついたんだよね~(笑)!じゃあやらせりゃいいじゃんバーカ!って思うんだけどさ。だからお互いさ~……何て言うんだろう??ガッツリ組む感覚ではないんだけど、仕事は普通にする、みたいなね、そんなノリだったんだよ!」

一同「(笑)!!」

そんな坂口が、ふとある夜の話をし始めた。

親しい仲間達と酔うと、時折してくる「ある夜の話」。

坂口「……ある、まあここで簡単には言えないデカい事件があって……。その時勇ちゃんと、酒も飲まず、缶珈琲だけで朝まで明大前の駅前に二人で居た事があったんだよ。

俺はそこで勇ちゃんに“この業界から消えるかも知れない”って話したら勇ちゃんが、“(去る)その前に一本一緒にやろうね”って言ってくれたんだよ。その時初めて、“だったら今迄と違う物を撮ろう”って言い合ったんだよ」

太田「その時、メンタルってどんな感じだったの?」

坂口「二人とも絶望だよ。圧倒的絶望!!!って文字がでる感じ(苦笑)」

一同「……」

坂口「じゃあ、(俺が苦手な)蹴りの練習しようかって、その時は勇ちゃんも課題を出してくれて。それで、蹴りの練習ばんばんやり始めたのね」

太田「確か弱気になってる時に、勇ちゃんに怒られた事もあったんだよね!?」

坂口「あ~新宿の話ね。。それはこの夜の話よりも、前の話ね」

下村「そうだね」

坂口「熱い男だからね、勇二は。意外かもしれないけど。みんなね、俺が熱い男だと思ってたら大間違いで、実は勇二の方が熱いから!」

太田「そうだよねぇ!!」

太田Pの言葉をきっかけに、「明大前の無言の一晩」より、更に前に起きた”新宿でのエピソード”を話し始めた坂口 拓。実は、その場……という表現は正確では無いが、筆者も実は近くの席に居り、いつもと違う二人の様子に気が付いていた。その暫くのち、「坂口拓 引退」という文字を私は目の当たりにする事になったのです。

坂口拓・下村勇二監督・太田Pに答えて頂きます!屋敷紘子の29の質問』

次回7月20日(土曜)PM7:30!!

当時は携帯も無く、写真と言えばインスタントカメラの”写ルンです”。数も無くある意味貴重な写真となりました。新宿でいつもアクションの稽古をする2人。

“[前編]下村「拓ちゃんは俺の求める事出来ないじゃん!笑」和やかな雰囲気からの “明大前 無言の一晩” 「勇ちゃん、俺この業界から消えるかも…」坂口拓。『坂口拓・下村勇二監督・太田Pに答えて頂きます!屋敷紘子の29の質問” への2件のフィードバック

  1. にゃん丸 より:

    今夜は…
    大切な思い出話を聞かせてくれて
    ありがとぅござぃます。

    その時のお二人があっての『今』
    『今』に繋がるお二人のお話を
    大切に次回も読ませて頂きます。

    • 太田誉志 より:

      当時は携帯もなく、インスタントカメラの”写ルンです” で撮るしかありませんでした。当時の画素が悪すぎてアニメーションにしましたが、写真の数も少ない為ある意味貴重かもしれません。。

      太田P

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