『坂口拓・下村勇二監督・太田Pに答えて頂きます!屋敷紘子の29の質問』監督!新しい映画宣伝とは? 答えて下さい!下村監督。

読者の方がなかなか知れない事、そして意外と奥深い(今や根深いとも呼べる)映画宣伝の裏側を下村監督に訊いてみたいと思う。

Q3:通常の映画宣伝とは?WiiBERに於ける新しい宣伝の形とは?

下村「通常映画は、総予算の中に“宣伝費”ってものが含まれている。低予算映画になればなるほど、その宣伝費は削られてしまうんだよね。結果、宣伝費によって“宣伝の限度”が決まってしまう。大作だと(勿論宣伝費も億単位!)テレビ局が入ったりして、テレビで宣伝が打てるし、有名なタレントや役者が出演している場合なんかは、彼等の所属事務所のバックアップもあったり、様々な方法・媒体で映画の宣伝する事が出来るんだよね。我々がやってる作品は低予算作品が多い。自分達がやりたい事をやるために、その体制を選んでるんだけど(※)、そうなると予算が無い=(イコール)宣伝費も無い。だからこそ、自分達で予算をかけずに色々発信出来たら良いなと思ってるんだよね」

※日本でいわゆる大作(予算軽く億越え)映画を撮る場合には、「製作委員会方式」が採用される事が殆ど。出資リスク分散の為にひとつの企業による単独出資ではなく、複数の企業に出資してもらう方式をさす。ちょっとキツイ書き方をすると、出資企業が多い→資金潤沢→有名俳優の確保・大規模な撮影も可能……しかし口出す(出せる)人間も倍増!!→撮りたい様にはなかなか撮れない、っていう矛盾が先ず生まれます、嗚呼!『RE:BORN』にも「製作委員会」はあるが、創りたい作品を作る為に、敢えて“作り手の明確な意思”が伝わる規模(低予算)で挑んだ作品と言える。実はこの「製作委員会方式」日本だけの固有のシステムであり、このシステムがあるからある程度の規模の作品は常時作られているし、このシステムだから最近の邦画では、“尖った作品が生まれ辛い”とも言えるだろう。

2017年、下村監督が坂口拓主演で撮った『RE:BORN』公開時、メイン館であった「新宿武蔵野館」は連日超入り大満員のソールドアウト!!その後、1年近く上映行脚が続いた。2018年には『カメラを止めるな』が超低予算映画にも関わらず、興行収入30億越えの大ヒット。両作とも宣伝会社が入っていたとは言え(カメ止めは途中から)、私はこの二例だけを挙げても、「これからの映画宣伝」の色んな形が見えて来ると思う。

Q4:『RE:BORN』に於ける宣伝についてはどう考える?

下村「『RE:BORN』に関しては、勿論SNSの影響もあると思うんだけど、どちらかと言うと舞台挨拶やイベントだよね。“作り手が直接届けたい”っていう想いがあったので、自分は監督だけど、行ける時は毎回劇場に顔を出して、終わってから観てくれた皆さんに挨拶したり、コミュニケーション取ったりしてね。後はイベント!」

坂口「やったよね~ウェイブのイベント!」

下村「イベントをやる事によって来てくれた人も居たし、一度イベントを見てくれた人が“もう一回映画見たい”と思ってくれて、また来てくれたりね。『RE:BORN』の劇中に出て来る“ウェイブ”っていう新たな身体操作を一般の人に伝えるのが、本当に大変だった。ただのアクション映画ではないから。だから、SNSだけだとどうしても届かないから、舞台挨拶やイベントをやって、映画だけ観ても分からないものを直接目の前で見て貰って、更に理解を深めて貰った。結果、“何回でも観たい!”っていうリピーターが増えた稀なケースだと思うんだよね」

ふと気付くと、目の前の坂口の顔がビール一杯で真っ赤だ(笑)。リラックスした様子で煙草をくゆらせている。汗も引いた所で、坂口にも当時を思い出して語ってもらおうかと思う。あ!!知らない人も多いかと思うので先に書いておく。

『RE:BORN』公開直前まで、坂口はガラケーだったんだから(苦笑)。ガラパゴス坂口は『RE:BORN』公開に合わせてスマホに変え、今では全SNSを使って自ら発信するまでに進化を遂げたのだ!初めて拓さんからLINEスタンプが着た時、拓さんを名乗る偽者からだと思って、弟子のまことちゃんに連絡したもんね……(マジ)。

……“ガラパゴス坂口”とか書いちゃって……絶対に本人を目の前にしたら言えないのに(冷汗)。文字を味方にすると私性格変わるのかもしれません(苦笑)。

さぁ、ドキドキしますが「変な質問に答えられるかな!?」怯えながら坂口拓に質問します!

『坂口拓・下村勇二監督・太田Pに答えて頂きます!屋敷紘子の29の質問』

次回29日(土曜)PM7:30!!

屋敷紘子 拝

“『坂口拓・下村勇二監督・太田Pに答えて頂きます!屋敷紘子の29の質問』監督!新しい映画宣伝とは? 答えて下さい!下村監督。” への28件のフィードバック

  1. ススム より:

    特に無いですけど 言葉に文章に出来ないほどアツイですよ。屋敷さん

  2. 永作綾乃 より:

    確かにスポンサーが付くと付かないのでは、大違いも大違いですよ。
    でも、イベントとかしてくれるだけでも、宣伝力は大きいです。

    それにしても、拓さんがガラケーだったのは意外です。常に最新版持ってる風に感じてたから、ビックリしてます。

    • 太田P より:

      SNS等 沢山の導線があって初めて映画が上映されます。お付き合い宜しくお願い致します。

      太田P

  3. ももふみ より:

    ガラパゴス坂口!!!
    本当に、拓さんの進化に驚きます。
    ヤッシー姐さん毎回本当に楽しいです❗ありがとうございます!!
    益々どんどん攻めてくださいっ❗

  4. サガエ ヒロシ より:

    『RE:BORN』の舞台挨拶、イベント、凄かった。上映中、毎日何かある。毎日ですよ。心意気が無ければ不可能です。そこに惚れました。

  5. にゃん丸 より:

    『御三方 覚悟しぃや』w
    屋敷さん♪極妻姿様になってますよ♪
    そのお姿が見れて嬉しぃです☆
    今日は一段と良ぃ顔で読ませて頂きました!

    確かに…有名な作品は必ず近くの映画館で観れますが、最近は近くの映画館ではやってなぃ作品にも興味があるのに行けなぃといぅ悲しぃ思ぃ反面、ちょっと冒険して行ってみたぃな…とワクワクしてみたりw
    色んな気持ちで楽しんでます♪

    ちょっとした興味からより知りたくなってもっともっと知りたくなって…
    どんどん世界が広がって行く。
    人を変えてしまぅ御三方と屋敷さんとたくさんの方々♪素敵です☆

    次回も楽しみにしています!

    • 太田P より:

      ありがとうございます!
      コメント頂くと関係者一同嬉しいです。今後も宜しくです。。

      太田P

      • にゃん丸 より:

        『もぅお腹いっぱぃ♪』ってぐらぃ楽しませて頂いてます!
        でも、まだまだ別腹があるのです☆
        育ち盛りみたぃですみませんw
        お忙しぃのに返信までご丁寧に嬉しぃです♪
        皆さんが『お腹いっぱぃ♪』ってぐらぃ私も応援しますね♪
        (○p>ω<)尸"" フレーフレー☆

  6. すん より:

    『尖った作品』もっと観たいです!期待してます!

  7. かみ より:

    『RE:BORN』の時の各地での舞台挨拶。。。
    本当に本当にお疲れ様でした。
    と今でも思います。
    そして。。。拓ちゃんのスマホデビューの衝撃ったら!!!
    マジで驚いた(笑)
    今では普通に使いこなしてるコトが不思議でたまりません(笑)

    • 太田P より:

      そうなんですね。。
      めちゃくちゃ使いこなしていますよ。
      坂口拓さんは頭が柔軟なお方です。

      太田P

  8. うちこ より:

    お三方さん、手の平を転がせるのは屋敷さんですね。

    下村監督もピシッとコメントが格好良かったですょ!

    私も一般会社にも予算があり宣伝もあります。予算が少ないと商品は売れません。仕事分野が違うだけです。私はお客(顧客)を大事にしてます。拓さんと一緒で、リピーターを作る守る守られる。一重に一匹狼と向き合う感じで私を知って貰う(名前を覚えて貰う)。あの手この手、足を運び結局、サービス残業が多くなっちゃうんですけどね。話しが長々なっちゃいましたね。書き足りないですが…。

  9. まんまゆ より:

    ヤッシーさんのあの画像がこんなことに使われるなんて・・・ (笑)
    お綺麗なのに笑ってしまいます

    それと ガラパゴス坂口、を引退されるとは!!
    マジですか~!!!!! となり
    狂武蔵リターン商品お渡し会で
    目の前でツイートUPしているのを見て

    ・・・やっと信じました (笑)

    RE:BORNの時はチケット争奪戦だったの思いだします
    何回も見る人の影で
    そんな人がいるから未見の人が出る、って非難のツイートも見たし

    でも、今度はきっと大丈夫! とそう思ってます
    たくさんの映画館で狂武蔵上映されますよね。 (キングダムありがと~!!!)

    続き楽しみにしてます!!!

    • 太田P より:

      屋敷紘子さんを写真にて“いじり”ました!今後も放り込んでいきたいと思います。暖かく見守って下さいね。。

      太田P

  10. スマホビギナー川口 より:

    RE:BORN公開時の宣伝も型破りでしたが、公開前から「観客」とつながりを持ち、様々なかたちで楽しませてくれる狂武蔵って、破格も破格。作品同様、前人未踏の領域かと。

    ファン歴や支援の有無、ビジター問わず、ウィ~!と気持ち良く引き入れてくれるWiiBERの挑戦、最高です!世間をどんどん巻き込んじゃいましょう^^

    • 太田P より:

      今回は製作前からの繋がりのため、かなり長い道のりをお客様と一緒に歩く訳ですが、まだかまだかと思わさせているかと思います。お付き合い今後も宜しく御願い致します。

      太田P

      • 川口 より:

        まだかまだかは、ワクワク感が募る気持ちであって、早くして! では決してないです。

        待つ楽しみ、いえ待ってる間がいま楽しすぎて、作品に対する期待も日に日に高まってます♪←最後にハードル上げるやつw

  11. 小保方 将宏 より:

    映画制作委員会とは、そういう組織だったんですね!
    日本人監督がハリウッドデビューしても、スポンサーの言いなりになって潰されてしまう・・という話を読んだ事がありますが「wiiBER」なら意図の通り、世界に通用した作品を作りあげてくれそうですね!!

    5才の息子は「たくちゃんねる」で拓さんに魅了されて、保育園で拓さんを広めていますww

    自分の知る限り太田Pの様に1本の映画に対し、ここまで活動した作品を知りません。映画完成までの期間を出産までの成長過程の様に思えています(ホントです)

    完成後も色々な仕掛けを楽しみに待っています(^_^)/
    宜しくお願いします!

    • 太田P より:

      嬉しいですね!
      ありがとうございます。
      長い道のりですが見守って下さい。
      宜しく御願い致します。

      太田P

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