Q18: 映画『RE:BORN』を越え、大ヒット映画『キングダム』では、俳優（左慈役）とアクション監督として、またタッグを組んでいますが、以前と何か違う？

坂口「（言葉尻を食い気味に）全然違うね！！感覚が全然違うんだよね！変な話、本人（下村）目の前にして話すのもアレなんだけど……『RE:BORN』が終わって、親友から“戦友”に変わったって言うか。一度戦友になると、何か……気になっちゃう（笑）。それ迄、勇ちゃんが何してようと関係無かったし、まぁどうぞ好きに下らない作品やってて下さい！って感じだったんだけど」

太田「口悪すぎるわ（一同苦笑）！」

坂口「今だと“勇ちゃん何やってるのかな～”とか思うし。酒呑むなら一緒に呑もうよ、とか、たまに会って元気な顔見てないとな～ってなってるんだよね」

Q19: 下村さんは？

下村「……俺もそうだね。『デス・トランス』で組んだのはもう……14年近く前になっちゃうのかな？それ以降って、拓ちゃんも所属事務所があって、アクション監督もやってるし、こっちはこっちでアクション監督やってるし。で、“あ～拓ちゃんまたパンチ連打やってるんだ～”っていう位にしか思ってなかったんだよね（笑）」

坂口「そうそうそうそう（笑）」

下村「やっぱり、『RE:BORN』なんだよね。あの作品で……大袈裟に聞こえるかも知れないんだけど、“二人で戦場に行った”って感覚があるんだよね」

坂口は刹那、当時に想いを馳せたのか俯き気味に……そうだね、と小さく呟きながら下村の言葉に頷いている。

下村「その戦場から、何とか生きて帰って来れたっていう感覚があるから、何かね……こう仕事じゃなくても、一緒に面白い事がやりたいなって」

坂口「何かさぁ……そう、“戦友”になったって言うのも正しいんだけど、お互いをリスペクトしたんだと思うんだ。初めて尊敬し合ったんだと思うんだよね！それまでね、お互い尊敬なんて無かったんだよ（一同笑）！だってお互いアクション監督同士でもあったから」

太田「ライバルなのに、友達って事か～」

坂口「そうそう。勇ちゃんはZEROS（当時坂口が率いていたアクションチーム）が関わった作品も観てくれて“面白い事やってるじゃん”とか言ってもくれるし、俺は俺で勇ちゃんの仕事も観てたしね。逆に言うとね、友達であるけど全然違うカラーだったから。当時、俺なんてアクション監督として一番イケイケな頃だったしね。だから～あの～勇ちゃんを下に見てたしね～（笑）」

下村「俺も眼中無かったけどね～（一同爆笑）」

お互い“尊敬などしていない”と放つ2人。果たしてその真意は？ ブログ記事はこちら↓↓↓

https://wiiber.com/?p=335

ここから今や相思相愛の、坂口・下村二人による本音が爆発する事になる！

坂口拓・下村勇二監督・太田Pに答えて頂きます！屋敷紘子の29の質問』

次回7月18日(木曜）PM7:30！！