完成まで七年!【幻の映画 狂武蔵 】坂口拓が今の心境を語る。支援者限定 先行WEB配信を記念し単独インタビュー!

坂口拓が、下村勇二、そして太田Pという戦友達と共に再び蘇らせた映画『狂武蔵』。

クラウドファンディングによる一部支援者様に向け、期間限定先行配信がついに始まり…いよいよ劇場公開に向けた武蔵の足音が聞こえて参りました。映像では一部お見せしましたが、『狂武蔵』配信を記念し改めて坂口拓さんに単独インタビュー敢行。その言葉の全てを、ここに記しておきたいと思います。

Q: 一部支援者様に配信が始まり、WEB版『狂武蔵』が完成したわけですが、約8年弱掛けて完成する『狂武蔵』を前に今どんな気持ちでしょうか?

坂口:「いよいよ始まったな」って感じだよね。けど(劇場用)完成版はまたちょっと違うものになるわけだから、今の(WEB版)とは雰囲気も変わると思うんだよね。それもまた楽しみだし、音も全然違うから完成版はまた劇場で観て欲しいなって思うし……いよいよ完成したら(俺も)観てみたいなって思いますね。自分もね、映画館で観たいね、(精神的にきつくて)観れなかったから。太田と勇二がさ、命を吹き込んでくれた作品に対してさ、俺も腹を決めて観てみたいなと。みんなと一緒に。

命を懸けた作品がみんなの想いで遂に完成したこの作品の劇場公開もあるからね!それも含めて、応援して下さい!お願いします!!

Q: 『狂武蔵』公式Twitterに上がっていた、撮影後ただ独りで顔にタオルを乗せ身体を床に投げ出している写真を見て驚いたそうですが、何を思い出しましたか?

坂口:先ず、「撮ってたんだ」って驚きはあったよね。やっぱり思い出す事もあるよね~……辛い事ほど思い出すからね。

Q:その当時の辛さは、少し消えつつはあるのでしょうか?

そうだね、そうはなってるけど……やっぱり、今でも剣立ち(回り)する時は嫌な感じするけどね。それはあんまり変わらない(苦笑)。

Q:未完の作品が遂に観客に届く日が来ます。そんな中、特にどんな人達に届いて欲しいと願っていますか?

辛い事ある人とかね、そういう人達にも観て貰いたいね。何だろう……俺はねぇ、「アクション」って無駄なものだと思ってるんだよ。言い換えると、「無駄な事」こそ「アクション」だと思ってる。だってさ、本当の意味での「リアリティ」って実は単純だったり、もっと淡泊なものなんだよ。77分アクションするって言っても、本当はカット割りしてアクション撮った方が面白いに決まってんじゃん(笑)、ワンカット77分でやる、なんて本来無駄な事だからさ(苦笑)。無駄な事だし、リアルに戦うからこそ冒頭とか単調になっちゃうのよ。一緒に鍛えてきた、実力差もそんなに無い仲間達が一斉に戦い始める訳だから。俺も含めてね。それが、次第に身体がボロボロになって骨も折れてきた時に……人って変わって来るわけ。その時、一度は自分に問うんだよね「なんでこんな事やってるんだろ」って。それでもやり続ける、無駄かも知れない、駄目かも知れないって思う事でも「やり続ける」事で……何か残るんじゃないかなって。それが観てくれる人達に伝えられれば良いなって。

例えば「今、私この仕事やってて大丈夫かな」とか、観てくれる人の中にそういう人も居るかも知れない。どんな事でもやり続けていたら、何か残るものは有るんじゃないかなって思うんだよ。どんな職業でもね。それを「伝えたい」ってわけじゃないけど、何かに悩んでる人が観て、感じるものがあって欲しい。それに下村勇二もよく言うけど、『狂武蔵』は映画が面白い面白くないの話じゃなくて坂口拓の今迄の「生き様」なんだと。俺がやるアクションはいつも先を行き過ぎて理解して貰えなかった。みんなが理解してくれて追い付いて来た頃には俺はもう(先の)違う事をやり始めてる。俺はいつまでたっても独りぼっちじゃねーか、みたいなね(苦笑)。けど、そんな孤独の中で藻掻いてでも刀を振り続けるのが俺の生き方だし、それを貫かないとね。今でこそ、YouTubeとか始めて「面白い」って言って貰える様になったけど、本来は孤高だからね。完全に理解はされないんだけど「アイツ、何だかよく分からないけど凄いよね」ってヤツなんだよ、俺は(笑)。そこはこれからも変わらないよ。

Q:『狂武蔵』は2020年、再誕します。坂口拓にとっての2020年はどんな一年にしたいのでしょうか?

坂口: ……インプットの一年だね。本当は今年2月からアメリカに二ヶ月位行く事になってたんだけどやめて、今年は国内でYouTubeに専念しようと思うんだ。2021年には勇二と作る侍映画や、まだ具体的には言えないけど海外作品もやる予定でアウトプットが続くから。もしかしたら今年中に別の海外作品に出演するかも知れないけどね。だから今年はインプットしながら、休養も取りながら身体も鍛えようかなと思ってる。年齢も考えてね、パワフルに動くのは来年の侍映画で終わるからね。刀を振るのも侍映画で卒業する。もう動きたくない、もう刀振りたくないって思うまで……俺はやりきるよ。中途半端なんて、坂口拓じゃないからね。

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