坂口 拓.下村勇二が最近のアクション映画(主に邦画)を語る!アクション業界を目指す人達に向けた2人のメッセージとは!?『坂口拓・下村勇二監督・太田Pに答えて頂きます!屋敷紘子の29の質問』

Q24: 次々とアクション大作が製作されてます。最近のアクション映画(主に邦画)を観てどう思う?

下村「(坂口に)どうだろうね??」

坂口「まあ、国内外含めてドキっとする作品は無いね」

下村「勿論素晴らしい作品は沢山在るんだよ」

坂口「それはあるある!!」

下村「素晴らしい作品もあるんだけど~……『RE:BORN』やってから、あんまりそういうのを感じなくなちゃったんだよね。って言うのはね、今迄は他の作品観て、自分達もその技術を盗んで~とか、自分達の方が面白いもの作れる!とかあったんだけど『RE:BORN』やってからは、そういうライバル意識っていうのが無くなって……ただただ、自分達が面白いと思えるものを作ったら良いかなっていう感覚になってきて」

坂口「その通りだね。俺も全く一緒!何か、今迄は他の作品観たら“あ~こんな事やってんだ。じゃあ俺達も撮り方変えてこうだな”とかあったんだけど」

下村「流行りに乗ったりね」

坂口「あったね、あったね」

太田「今は違うんだ~」

坂口「『RE:BORN』やってからは、流行り廃りはあるけれど、古きものと新しいものを併せた俺達が自分の道を貫き通す。それが自分達のやることんだなって思って。その考えがブレなくなっちゃうと、他を観ても何も思わないね」

Q25: このブログはアクションが好きな人達だけではなく、これからアクション俳優、もしくはアクション業界を目指す人達も読んでくれてると思いますが、メッセージなどあればお願いします。

拓さんが、視線で下村さんに回答を振る……

屋敷 「あ、困る質問でした?」

坂口 「後から答えるから」

屋敷 「本当ですか(嬉)!?」

坂口 「答えてやるよ(超上から)」

屋敷 「……(汗)」

その間、すっごく真剣に考えて下さる下村監督。

下村 「うーーーん、難しいね。昔だったらね、アクション映画を沢山観ろとか、もっと身体を鍛えろとかね~……」

坂口「突き放しちゃうよね(笑)こうなってくるとね」

下村 「何だろうね。こうして拓ちゃんとか見てるとね、本当に強くなっちゃったから、何でも対応できちゃうじゃない。で、それって演じて強さを見せるんじゃなくて、(中に)持っているものが出るから。それは芝居じゃないんだよね。“生き様”だよね。それって役者は大事じゃない。別にアクションに限ったことではなくて、その人が人生で色々経験してきたものが滲み出るって、凄く重要なので。何だろう、様々な経験をして、本物を知るってことが大切なんじゃないかな」

全員(坂口以外)が真面目に聞き入る様子に少し照れたのか。

下村 「……具体的に言えば色々あるよ。蹴り方とか、殴り方とかね、細かくありますよ(笑)。重心移動とか(笑)ありますよ?タイミング(アクションの間)とかね??」

一同 「 (笑) 」

下村 「でも、それ以前に何か本物を知ること。出来なくてもいいから、“知る”って大事じゃない。俺達だって、稲川義貴先生と一緒に居ることによって、稲川先生のことも知ったし、その周りのことも知った。“本物を知る”ってかけがえのない経験になると思うんだよ」

坂口 「一緒だよね。俺にとっても、大事なのは本物を知るってことだし、その本物に負けない強さを手に入れるってことだしね、勿論。本物が映画観た時に、“コイツ本物じゃん”って言わすのが今の仕事だから。嘘つくならばれちゃいけないし、逆に言うと、俺は本当に強い必要なんてないのかも知れない。でも、俺は本物を唸らせる強さをこれからも目指していきたい。だからこれからアクションの道を目指す人に言いたいことって無いんだよ。そんなことより、自分が進化していくことに必死だから。だから各々やって下さいって感じ。俺はまだ人に教えられる立場じゃないから。もっともっと、自分が進化しなきゃいけない立場なんだから」

本物を知れ

役者の端くれとして、その言葉にぐうの音も出なかった…...。

何故人々は映画を愛するのか。それは、虚構の世界(フィクション)と理解していながらも、そこに真実(本物)を目撃した瞬間に最上級のカタルシスを得られるからだと、筆者自身が映画に打ちのめされる度に体感して思った。

かつての坂口拓はスター性に溢れた俳優であったと思うのだが、先日のブログにも書いた“引退”そして空白の一年、更なる“復活”を経て、坂口は“本物”になってスクリーンに甦った。

映画『RE:BORN』の後半に差し掛かるあの森林戦、特にカランビットを手にしてからの敏郎(坂口演)をスクリーンで目撃した時は、久し振りに身の毛がよだつ感覚があった。それは恐らく“真実”を目撃していたからだと思う。

坂口の様に、本物になる事(自分とは別の人間を演じる上に於いて)は実際問題難しいかも知れない。

でも、本物を知る”“本物に近付く事による、存在の説得力は、坂口がスクリーンで証明している。

役者がみな坂口拓を目指したら、ちょっと危うい事になるから程々にして欲しいところだけれど(笑)、役者を目指す人には響く言葉なのではないだろうか。

いやいや、大体ねー『RE:BORN』見ちゃうとねー、アクション映画見ても「これ、敏郎出てきたら瞬殺じゃん?」とか変な見方しちゃうから(苦笑)!真っ直ぐアクション映画楽しめなくなるんだってば~……。これから観てみよう、という方はそこんとこマジで御用心を(笑)!

坂口拓・下村勇二監督・太田Pに答えて頂きます!屋敷紘子の29の質問』

次回7月30日(火曜)PM7:30!!

来週からWiiBERブログは“火曜・土曜”の週2回とさせて頂きます。

“坂口 拓.下村勇二が最近のアクション映画(主に邦画)を語る!アクション業界を目指す人達に向けた2人のメッセージとは!?『坂口拓・下村勇二監督・太田Pに答えて頂きます!屋敷紘子の29の質問』” への5件のフィードバック

  1. サガエ ヒロシ より:

    本物を知る。大事、すごく大事。

    知ったことを、どう表現するか。それは人様々。

    それがね、面白いんですよ。

  2. イシカワ より:

    本物を知る事は自分も凄く大事だと思います。
    ただ演じる方々が全員本物である必要は。。無いと思ってます。だってドキュメンタリー映画では無く、エンターテインメントだとも思っているので。
    また本物だと瞬殺で映画にもならないでしょうし、バランスなのかなと。
    ただ本物を知った上で、本物らしく演じる事で良いのかなと。演じる方々はより大変になるかとは思いますが。

    でも自分としては本物に近い方が、おぉとなります。

    あと「生き様」も大事だと思います。

    これからも応援してます!

  3. にゃん丸 より:

    “『RE:BORN』見ちゃうとねー、アクション映画見ても「これ、敏郎出てきたら瞬殺じゃん?」とか変な見方しちゃうから(苦笑)!真っ直ぐアクション映画楽しめなくなるんだってば~……。これから観てみよう、という方はそこんとこマジで御用心を(笑)!”
    ↑↑
    本当にまさにコレですねw

    キングダムの左慈役の拓さんからの『RE:BORN』でしたが、本物を見つけてしまぃました♪

    『本物』を知る事が出来た事に感謝☆

    本物を知る事、色々経験する事、そしてそれをどぅ生かすかはその人次第…
    その気持ちを持ってる皆さんから滲み出るモノもまた本物。

    だから魅せられてしまぃます☆

  4. りの より:

    拓さんを好きになってから、拓さんから色んな事を知らせてもらっています!

    「本物を知る」って言葉でまた、これからの拓さんから色んな事を自分の中に吸収していきたいと思います!

  5. SAORI HAYAKAWA より:

    大事なのは、経験をして本物を知ること、その本物に負けない強さを手に入れるために日々進化し続けること。
    だから拓さんの演じているRE:BORNやキングダムの佐慈を見た時に、その姿に感動し、震え、惹き込まれるのだと納得しました。生き様がそこに現れる。
    それをこうやって言葉にして伝えて頂けて、本当に感謝だなと思います!日々自分自身も刺激を受けています。ありがとうございます!

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