坂口拓・下村勇二監督が今更ながら『ジョン・ウィック』について語る!

どうも皆様、お忙しい年末どうお過ごしでしょうか?分かっているのに、何故か年末って絶対用事や予定詰まりますよね?毎年の事で分かってるのに、結局東京離れる前日の夜中こそこそ寝ずに大掃除する羽目になります……今年も絶対そう。いつなったら学習するねん!!って言いながら、きっと死ぬまでこんな感じなんでしょう(笑)。

「呼吸する様に映画に触れる」

これが私が理想とする生活リズムなんですが、やっぱり最優先でやりきらなきゃいけない仕事がある時には映画から遠退きます、一応大人だしね、そりゃ仕事もせな。そんな時は映画ってご褒美に変わる。「ここまでやり切ったら映画館行こう!」「この作品終えたら映画観れる!」そんな映画を待ち焦がれてる時って、旅に出る前の胸高鳴る感じと凄く似ている様に感じます。何が書きたいかと言うと……やっと『STAR WARS スカイウォーカーの夜明け』が観れたって話です(笑)!!!!!!!!!!!!久し振りに我慢が辛くて、仕事放棄して行ってしまおうかとも思ったんですが、丁度文章を書く仕事が立て込んでましたので、先に観たら感化され過ぎて語彙おかしなるな、と思って(笑)。歯を食いしばって我慢!!

映画に浸り尽くしてアホになる時間が大好きなのですが(書いてる文がそもそもアホ)、例えば、私が人生で最多14回劇場に通った『マッドマックス怒りのデスロード』鑑賞後にブログなんて書こうもんなら、間違いなく「うおおおおおおおおおお!!!!!!!」か「V8!!V8!!!V8!!!!」か、「WHAT A LOVELY DAY!!!!!!」とかしか書けない自信あるもんね!下村勇二監督は「スターウォーズ狂」として全国に(?)名を轟かせていますが、先日チラッと、

屋敷「今から初めてスタウォ観る人達の為に、下村勇二のスター・ウォーズ論みたいなブログ書きたいんですよね~……」って言ってみたら、

下村「スター・ウォーズは語るものではない」と一蹴されました(苦笑)。

「スター・ウォーズ」シリーズは地球上存在するエンタメの至宝だと多くの人と同じように私も思うのです。そんな中でも私はカイロ・レンが大好きなんです……誰にも訊かれてないのに言うけど(笑)。演じてるアダム・ドライバーも世界一好きな俳優なのですが、カイロ・レン演じたからアダム・ドライバーが好きなのか、アダム・ドライバーだからカイロ・レン好きなのかは、もはやニワトリが先か卵が先か論、みたいなもので私にも分かりません。カイロ・レン好きが過ぎてアダム・ドライバー好きになりそうな方に、私のお薦めスタウォ以外のアダム・ドライバー出演作はこちらです……誰にも訊かれてないけどね、知ってる(笑)。

①「マリッジ・ストーリー」ノア・バームバック監督(2019/Netflixオリジナル。配信中)

同①「パターソン」ジム・ジャームッシュ監督(2017)

③「ブラック・クランズマン」スパイク・リー監督(2019)

④「フランシス・ハ」ノア・バームバック監督(2014)

ラジオのパーソナリティーやってた時に(現在番組お休み中)ゲストでいらっしゃった永瀬正敏さんが「パターソン」でアダム・ドライバーと共演してらっしゃるので、雑談中つい、

屋敷「永瀬さん……アダム・ドライバーってどんな方なんですか?」って訊いたら

永瀬「めちゃくちゃ紳士で優しくて、人としても最高だったよ!!!」

って教えて下さった時は、マジ鼻血出るかと思ったぜ……。

あ。最近〆切と文字数に押し込められて過ごしてたので、私言葉で羽を伸し過ぎてキモいですね(苦笑)。

では、本題のQ&Aいきましょう!!

Q: お二人にとっての「人生のポリシー」とは?

坂口「一つだけ挙げるならば、何事にも真っ直ぐ、ってことかな。なるべく真っ直ぐ生きようとは思ってるね」

屋敷「下村さんはどうでしょう」

下村「何だろうな……」

坂口「心は侍、技術は忍者。釈迦で~す!って感じ(笑)?」

全員「(笑)」

下村「ポリシーとはまた違うかも知れないんだけど、『RE:BORN』やってからよく思うのが“どうでもいい”って事。これはポジティブな意味なんだけど、言い換えれば“どうにでもなる”って事じゃない。日々、沢山の人が関わり合って色んな事を決めながら進んでいくじゃない。そこで何かトラブルなり予測出来ない事態が起きたとしても、“いや、何でもいいですよ”って。その瞬間瞬間どうにでも出来るっていうね。勿論、細部まで準備するんだよ。でも蓋開けた結果、それ(予定)通りにいかなくても、それはそれで、その瞬間じゃないと生まれないものもある。人間関係然り、作品作りも勿論そう。拓ちゃんもそうだと思う。(坂口に)ね?どーでもいいよね(笑)!」

坂口「そうだね」

下村「決して適当っていう意味ではないよ!」

Q:「ジョン・ウィック パラベラム」如何でしたか?

下村「観た?」

坂口「観た観た!」

下村「俺実は、先にメイキングをチラッと観てたのよ。てっきりアナログでやってるかとおもいきや、意外とCGとか多用してて。例えば、ガラスを次から次へと破壊するシーンあるあけど、あれ全部ガラスはCGなんですよね」

屋敷「めっちゃリアルでした!すげー!!」

下村「あれ凄いよね!?」

下村「確かにあれをリアルにやろうと思うと、破片で足は取られるし、失敗してテイク重ねるのも難しいし……」

坂口「あのシーン結構長かったよね!?」

下村「そうそう!ワンカットが長いのよ!最後、彼が落ちるシーンも高さのセットは組んでグリーンバックでマットに落ちる人物だけ撮って、後で背景を全部変えてるのよ。落ちる人間も、背景もフルCGにするんではなくてね。あと、馬のシーン、バイクのシーンとか監督が色んなアクション映画にインスパイアされたっていう情報が先に出ちゃってたんだよね。だから結構期待して観たんだけどぉ……長かった(苦笑)!!何が長いって、特に最後の立ち回りが長かった!」

坂口「あれ俺が演ってればな~」

下村「最初の図書館のシーンから、長かったかな~(苦笑)。確かに時系列でジョンウィック1と2とそんなに時間経過していないから、戦いで弱ってるのは分かるのよ!でもさ、一応伝説の殺し屋のわけじゃない……そんな人が、余りにも何手も何手も戦いに時間取られ過ぎじゃないのかな~って思って。『96時間』みたいに、怒れるお父さんが頑張って戦う映画だったら理解出来るんだけどね。どうなのかな……ってね、正直。勿論所々面白かったよ!それでも、ラストがね~……」

坂口「所々ね」

下村「ラストが爽快感が足りなく感じたな~……あれって掌底(しょうてい)やってるの?」

坂口「そうだね、掌底だね!」

下村「掌底で戦ってる筈なんだけど、それがペチペチやってる様にしか見えなくて(苦笑)」

坂口「意外に……肉弾戦が面白く無かったんだよ!」

下村「そうなのよ!」

下村「2に関しては銃に特化してたじゃない。でも今回ねぇ」

坂口「肉弾戦が全部滑ってたんだよね。今回はやられるシーンが多かったんだけど、キアヌって……受け(リアクション)があんま得意ではないんだよね!俺達もアクションマンに口酸っぱく言う事だけど、アクションに大切なのは“リアクション”だからさ!」

下村「だからジャッキー・チェンなんですよ」

坂口「攻めだけの話ならさ、サモハンやユンピョウの方が断然上手いんだけど、ジャッキーの何が凄いって受けが出来るんだよね」

……気付いたらジャッキー讃える会話になってるし(笑)。そんなこんな、忙しくても超絶売れていこうとも、坂口拓&下村勇二は変わりませんね!読者の皆様、2019年長い長い、しかも拙いブログにいつもお付き合い下さいまして心から感謝致しております!

新年一発目は、韓国からWiiBERブログ新年号外をお届けするつもりです!!!

それでは、読者の皆様と大切な仲間と、映画に想いを馳せて…..。

May the force be with you always 🖤

屋敷紘子

“坂口拓・下村勇二監督が今更ながら『ジョン・ウィック』について語る!” への1件のコメント

  1. サガエ より:

    下村さんの『スター・ウォーズ』論、聞きたいなぁ。

    いつか、機会があれば。

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